第2章 2022年天祥院英智生誕記念/甘
英智「ちゃん、明日は一緒にお出かけしようか」
『え?お出かけですか?』
英智「うん、そう。一緒に」
『いいですね!行きましょう!』
英智「じゃあ明日、ESの前で待ってて」
『ESの前ですか?分かりました…』
英智「ふふっ」
『(楽しそう……)』
明日は天祥院先輩の誕生日
ずっと2人とも仕事で会えなかったし…
『(デート…嬉しいな…)』
―――――
翌日
少し早いがESの前に向かっていた
『(楽しみすぎて眠れなかった……早く来過ぎちゃったなあ…)』
しかしESの前にはもう到着している英智の姿が
『天祥院先輩…!』
英智「ちゃん…!」
『早い…ですね』
英智「ちゃんこそ……ふふっ」
『ふふっ、行きましょうか』
英智「うん、そうだね」
帽子を被ってメガネをかけて身バレ対策はバッチリ
『(身バレ対策の変装だけど……いつもと違ってかっこいいな…)』
英智「可愛いね、今日のお洋服。とても似合ってるよ」
『ありがとうございます!天祥院先輩もいつもの格好と違うのでドキドキします』
英智「ちゃん、2人きりなんだから名前で呼んでよ」
『あ、そ、そうですね……英、智…さん…//』
英智「ふふっ、可愛いね」
着いたのは水族館
『あの……確かに前に行きたいと言いましたけど…今日は英智さんの誕生日なので英智さんがが行きたいところに行きませんか?』
英智「ん?僕も来たかったんだ、ここ」
『そうなんですか?』
英智「うん、イルカショーっていうのを見てみたくて」
『イルカショーですか?いいですね!あ、でも時間が決まってるので調べないと!』
英智「パンフレットに書いてあると思うよ」
『おぉ…!いつの間に…!』
英智「さ、行こうか!」
差し伸べられた手を握って歩き出した