第3章 外界の人
「紬ちゃんも気持ち良かったみたいだね?よかった」
アキは紬の隣にスッと横になった。
紬はいまだ息を荒くして、泣きながら震えている。
「今日学校で泉くんに会ったよ」
そして手遊びのように紬の体に触れた。胸に指を這わせ、その先端を抓む。
「泉に…!?」
紬の目に、光が戻る。
泉というのは紬の幼馴染だった。
幼い頃から隣にいて、どんなことでも相談できた相手。
2人とも恋愛感情はなく、性別の違いを感じさせない親友であった。
しかし紬の目の輝きをアキは冷たい目で見つめた。
「もう紬ちゃんを探すことは諦めたみたい。クラスの女の子と仲良く話してたな…」
嘘だった。
彼はいまだに一生懸命紬のことを探している。
アキは優しく紬の体を抱きしめ、その体の柔らかさを堪能する。
「君のことなんてどうでもよくなっちゃったみたいだよ」
耳元でそう囁いた。
紬は小さく息を飲み、そしてその体はまた震えだした。
「う……ひぐ…」
声を押し殺し、紬は涙をポロポロと流した。
その様がアキをゾクゾクと興奮させる。
まだ湿り気の残る穴の周りを指で撫でた。
「紬ちゃんは本当にかわいいな……」
指をゆっくり穴に差し込む。
泣きながらも、体が敏感になっており紬の体が小さく跳ねる。
その姿にまた、アキは自分のものが固くなるのを知った。
「紬ちゃん…一緒にお風呂入ろうか」
低く、そう囁いた。