第5章 教団の非日常
アレンside
* * * * * *
僕らは今、ヘブラスカの元に集まっていた。
来る途中にマリが「すぐ近くにいる!!」と言い出した時は、さすがに驚いた。
身構えたが、結局何も起こらなかった。
コムイ「ヘブくん!来たよ♪ついでに近くにいた皆も連れてきた」
ヘブラスカ「ああ、よく来たな....みんな、それと..お帰り.......リナリー、アレン」
アレンリナリー「「ただいま、ヘブラスカ」」
言葉が終えた時に、コムイさんが話し出す。
コムイ「...ヘブラスカ。さっきの話、新しいイノセンスを感じるって本当なのかい?」
いきなり本題に入った。
その話は、ここに来る前に説明してもらったので驚く者はいない。
みんながみんな、ヘブラスカの続きの言葉に耳を傾けている。
ヘブラスカ「ああ、.......しかも、ひとつ.......だけじゃなく...........2つ、持っている...」
全員「「なっ!?」」
それは予想外の出来事で、コムイさんまでもが驚いていた。
(.....イノセンスが...2つ...!?...)
また増えた新たな情報に、深く頭を抱える僕らであった.....