第4章 教団の日常
アルナ「う~ん....何で楽しかったんだっけ?......あ!」
そうだ.....アレン達と一緒にいたからじゃないか!
(僕は知らないうちにふたりに"楽しい"ってことを思い出させて貰ってたんだ....)
そう改めて実感した。
例え、ふたりが僕のことを知らなくても
僕はこのことを覚えていたい。いや、覚えているんだ。
もう絶対に忘れない。
* * * * * *
しばらくして、コムイという人が出迎えにきた。
僕は今、鏡の中から絶賛話盗み聞き中........ストーカーのレベルを上げたわけじゃない!!
へえ~!この人が室長さんか...
えっ!?リナリーのお兄さんでもあるのッ...!?
アルナ「ちょ、鏡っ!!アップアップ!!顔アップしてっ....!!」
(あ~、似てなくもないな~!)
そして室長さんの...えっと、コムイさん?の部屋に向かう途中で赤毛の少年...青年かな?にもあった。
(この人もエクソシスト......アレン達と仲いいな~、ちょっと羨まし!笑)
部屋では、僕のことを話すらしい。
別に聞く必要もないので、四人のことは鏡に追わせ続けたままで、僕は教団を見て回ることにした!
アルナ「教団探検だ~~ッッ♪ヤフ~~~♪♪♪」
勿論、鏡の中から、だけどね?笑
未だに、テンションは高いままだった。
僕はまだこの時、自分の存在に気付いた人物がいたなんて.........
考えもしなかった.......