第3章 僕の苦悩
アルナside
アレンが眠りについた
アルナ「はぁ……良かった。バレなくて……」
僕は、アレン達エクソシストの俗に言う”適合者”であるらしい
その事は、前に会ったエクソシストから教えてもらった
アルナ「……でも」
教団に行けば、僕もエクソシストとしてアクマを倒さなきゃいけなくなる
アルナ「……僕はまだ、やらなきゃいけない事があるんだっ…………‼︎‼︎‼︎‼︎」
それより今は、アレンを道に置いてこなくては……
僕は今居る場所は、この世界の何処でもない
しいて言えば、下手をしなければ誰にも気付かれることのない場所だ
そう…ここは、鏡の中
ずっと、この中で暮らして来た
この世界にある窓のようなものは、全て鏡であり、外の世界に繋がっている
それから外の世界を見ることも可能だ
アレンを置いてくるため、久々に外に出る………
が‼︎‼︎僕は外になど、出たくは無い‼︎
はぁ…………こんな面倒な事になったのは…………
アルナ「………あれからか」
ー遡ること数時間前ー