第3章 変化
「いや、、、変ではねェー、、、っつか2人の時だったらむしろ嬉しいっつか、けどテメェにその気がねェのが1番の問題でぇ、、、って、ん?」
「やっぱりダメなんですねっ」
ふと見ると目の前には膨れっ面のさくら。
プルプルと震えてその顔は赤い。
「、、、あ?」
「ダイナマイトの分からず屋ッ!!」
「ハァン!?何でそーなんだよッ!!?」
「私、考えたんです。どうしたらダイナマイトと肩を並べて一緒に戦えるかって、、、」
「、、、は??何を言って、、、」
「私だってヒーローみたいに戦えるんです!!守られてるだけじゃない!いいですか!?そこでちゃんと見ててください!!それじゃあ安静にっ!!」
ガラッ!!
乱暴にカーテンが閉められて、爆豪は1人ベッドに残された。
「、、、何なんだアイツは」
あまりに突然のことに腹を立てる気にもなれなかった。