第4章 流されるまま
「ひぁっあ、っ…」
腹の中を貫かれるような初めての異物感。
そして痛みに、ヒナは声にならない悲鳴のようなものをあげる。
ルイはふぅ、と小さく息をついた。
「やっぱ違うな…処女の締め付け…」
ずるっと引き抜くと、また奥までドチュンッ、と突いた。
「ひっ…いぃ…痛いっですっ…」
ヒナは絞り出して声を発する。
確かに血が溢れていた。
「ごめんねヒナちゃん…でも俺は最高に気持ちいいよ…君のおかげだ」
「私のっ…おかげっ…」
ルイはまた引き抜き,奥をつく。中を堪能するかのように、ゆっくりとかき混ぜる。
そのたびにぎしっぎしっとベッドが鳴った。