第8章 疑問*
side.五条悟
名前の指を見ると、傷が少し治っている。
一体どういう原理だ?
暫く見ていると、耐えきれなくなった名前が啄ばむようなキスをしてくる。
本当に僕を煽るのが上手いよね?
僕だって我慢してたんだよ?
“ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ”
「んああっ♡いいっ♡気持ちっ…いいっ♡ああっ♡」
上下に動かし始めると、直ぐに可愛く善がりだす。
“ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ”
「名前っ…煽りっ…すぎっ」
「ああっ♡だってぇ…我慢っ…んあっ♡でき…ないっ…ああんっ♡」
まあ。
そんな身体にしたのは僕なんだけどね。
素直に僕を受け入れて、僕を感じるように。
“ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ”
「僕以外にっ…触らせちゃっ…ダメだよっ」
「ああんっ♡うんっ…うんっ…んあっ♡ああっ♡」
僕以外、見えないように、君の視覚を奪えたら。
どんなに良いか。