第5章 支配*
side.五条悟
名前が疲れているのは、分かっている。
でも僕は蔑ろにされるのを許せる程、出来た人間じゃない。
疲れるなら仕事を辞めれば良い。
家政婦を雇うことだって出来るだろ?
僕との時間を何より優先して欲しかった。
不器用な彼女に憤りを感じ。
激しく名前を求めてしまう。
“ぱちゅッ♡パンッ♡パンッ♡ぱちゅッ♡”
「ああッ♥んああッ♥んんっ…ああんッ♥」
「名前っ…好きだよっ」
強く腰を打ち付けて、愛の言葉を囁く。
“ぱちゅんッ♡パンッ♡パンッ♡ぱちゅんッ♡”
「ああんッ♥私もっ…ああッ♥好きっ…ああんッ♥」
「僕のことだけっ…見てよっ」
乱暴に抱く僕に、君は縋りつく。
ああ。
僕は本当に歪んでる。
こんなにも愛しい名前の、哀れな姿にゾクゾクするなんて。
“ばちゅッ♡パンッ♡パンッ♡ばちゅッ♡”
「んあッ♥うんっ…ああッ♥もうっ…イクッ♥ああんッ♥」
「愛してるっ…愛してるよっ…名前っ」
僕も射精が近い。
精子が昇ってくるのを感じた。