第29章 休暇5日目*
腕をグイッと引き寄せられて、悟さんの腕の中へポスッと収まる。
「どうしたの?」
「んー。おっぱい堪能中」
「そっか」
悟さんは、腰にヒシッとしがみついて、胸に顔を埋めてる。
昨日ずっと運転してたから、きっとまだ眠いんだろうな。
頭を撫でると、そのまま寝転がる悟さん。
仕方ないので、そのまま放置しておく。
しかし、困ったな。
喉乾いてるのに。
「悟さん。温泉は?疲れ取れるよ?」
「んー。あともう少し」
「はぁ…喉乾いたから、ちょっと離して」
「んー。嫌だけど…仕方ないなぁ『』直ぐ帰ってきてね?」
「はいはい」
お水を飲んで、また悟さんの所へ戻る。
「ねえ?名前ちゃん」
「うん?」
「バスタオル取ってもいい?」
「えっ?」
キレイな顔して、何てことを言うの。
悟さんは巻きついているタオルに指をかける。
そしてバスタオルがパラリと肌蹴た。
「わおっ♡」
露になった私の身体を見て、悟さんが喜ぶ。
そのまま腰を引かれて、胸を揉みしだかれる。