第28章 休暇4日目*
お泊まり4日目。
目が覚めると、目の前に天使がいた。
って、悟さんか。
キラキラと朝日に照らされてたから。
うっかり天使かと思ったよ。
どちらかと言うと、性格は小悪魔なのにね。
ほんと見た目はキレイな男だよ。
ジーッと悟さんを見ているとキスしたい気分になる。
私、やっぱりこの人好きなんだぁ。
おはようのキスをして、彼が残したメモを見る。
『サロンに行っておいで』
そこに『了解』と書いて。
私は身支度をすると部屋を出る。
昨日の夜は楽しかったな。
悟さんを酔わせて、私のどこが好きなのか。
聞き出そうとした。
「お互いの好きところ10ヶ所言おうよ」
「いいよ!先ずは僕からね!」
「うん」
グダグダに戸愚呂を巻く悟さん。
「五条悟の名前ちゃん好き好きゲーム!」
“パンパンッ”
「全部」
“パンパンッ”
「全部」
それを10回繰り返した。
アホらしかったけど。
面白いから、記念に動画に残してある。
何かあったら、これをネタに譲ろうと思う。