• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第16章 不穏*


 


「あ、そうだ」

「ん?どうしたの?」

「先に謝っておく。ごめんね?」

「うん。どうしたの?」

「これ」





メスで切った指を見せると、悟さんの顔が無なる。



怖いんだけど…

何か言って?





「………硝子。何で名前は指切ったの?」

「加茂と真希の治癒に自分の血を使ったんだ」

「へぇ…」





目が笑ってない。

怖い。



居た堪れなくて、俯いてしまう。





「硝子。ちょっと名前に説教してくる」

「えっ?」

「分かった。でもあまり苛めてやるなよ」

「それは出来そうにないなぁ」

「悟さん。ごめんなさい…」

「言い訳は後で聞くよ」





悟さんに手首を掴まれて、医務室を出る。





「待って!蓮がっ…」

「蓮なら硝子がみてくれるよ」

「でも…」

「いいから」





めちゃくちゃ怒ってる。


掴まれた手首が痛い。



爪立ててる?

握力も半端ない。



痕が残りそうな程に強く掴まれて、半ば強引に宿舎に連れて来られた。


部屋の中入ると、勢いよくベッドに放り投げられる。


 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp