第11章 輪廻*
“ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅんっ”
「あああぁっ♡イクッ♡イクッ♡あああぁぁッ♡」
「くっ…出るッ!」
“びゅーっ、びゅーっ、びゅっ、びゅっ、びゅっ”
悟さんの精子を求めるように、腰を浮かせて達してしまう。
白濁が最奥に流れ込んで、余計に気持ちいい。
「はぁっ…ねえ。名前」
「はぁっ…はぁっ…何?…はぁっ…」
息を整えていると、不思議そうに顔を覗き込まれる。
「子供っ…できたかな?」
ドキリとする。
確かに今日は危険日だけど。
何で悟さんがそれを知ってるの?
「………」
「そんな目で見ないでよ。ちょっと硝子に聞いただけだし」
悟さんは私のお腹に“ちゅっ”とキスをする。
「子供は早く欲しいけど、名前のおっぱい取られるのは嫌だな…。僕、我慢できるかな?」
真剣な面持ちで問題発言をする悟さん。
独占したいのか、家族を築きたいのか、選んで欲しい。
じゃないと安心して子供を産めそうにない。