• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第11章 輪廻*


 


「今は多いよ。先に白無垢で祝言挙げて、披露宴はドレスとか」

「そうなの?」





知らなかった。

何故に私より詳しいのだろう。




「僕。こう見えても28だし。年齢的に付き合いでお呼ばれするんだよね」

「そっか」





確かに悟さんの年齢ならそうだよね。





「それで?」

「ん?」

「この雑誌を見てるってことは、僕と添い遂げる覚悟が出来たってことでいいのかな?」





そんな風にニヤニヤされると、素直にうんと言えなくなる。

悟さんの膝の上に座り直し、触れるだけのキスをする。



キョトンとする悟さん。

私にとっては最大の肯定の示しだった。





「ははっ!」

「笑わないでよ!」





恥ずかしさで泣きたくなる。





「ごめん。ごめん。うん。ウエディングドレスも白無垢も両方着よう。何せ一生に一回なんだから」

「…ありがとう…」

「もう一回キスして?」

「やだ」

「じゃあ僕から」





悟さんは私の後頭部に手を回し、深く口づけをしてきた。


 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp