第2章 大丈夫って言ってるやつが一番大丈夫じゃない
銀「で?なんで消息を絶ったりしたんだ?」
『……それは…』
私は口ごもってしまった。
なんて言えばいいの?
男たちにレイプされ続けてました?
脅迫されていました?
でも、そんなこと言ったら汚い目で見られるんじゃないかって…
私はそのまま俯いてしまった。
銀「まあ、無理にとは聞かねぇけどよ」
新「あの、ちなみに僕志村新八と言います」
神「神楽アル」
銀「坂田銀時ー、通称銀さん只今恋人募集中だよー」
『あ、よろしくお願いします…』
三人はにんまりとした顔で私をみた。
その顔はみんななんだか優しくて
お通がここのみんなを好きな理由も
わかった気がした。
銀「で? 依頼ってゆーのは?」
『はい、あの私…
今財閥やらなんやらに追われていて
家にもろくに帰れてないし…居場所がないんです。どうしたらいいでしょうか?』
銀「ど、どしたらって…
ねぇ?新八くん?」
新「えぇ‼︎ 僕に振りますか⁉︎
どうしたらって……」
神「んー…」
三人は頭をかかえてしまった。