第3章 初恋 (佐野万次郎)
『ん…っシな…いよっ』
「でも俺の…ほら。
こんなになっちゃった…っ」
の手を俺の下半身に持っていき
擦るように押し付けてみた。
『え…おっき…い…っ』
「のせいだよ…?
こんなにして責任とってよ。」
『だめ…わたしは真ちゃんと…ン!』
「やだ…俺の事見て…?」
こんなことをしててもの頭の中から真一郎は消えなくて、口から出る名前も真一郎だってことが苦しい。だから俺はそれをキスで塞ぐことしか出来ない。俺を見てよ。
『まん…じろーくん?』
「…好き…大好きだよ
しか好きになれない…好き。」
『ま…って万次郎くん…っ!
や…お…っきい…っ!』
掴んでいた手を下着の中に誘導して直接触らせる。反応した俺のモノをが触ってる…やばい…先走りが溢れてくるのが自分でよく分かる。
「は…くっやば…の手…ンッ」
『あつい…おっき…いよ…っ』
「ん…も…少し強く…シて…っ」
ぎこちない手つきで俺のモノを言う通りに少し強く握って上下に扱いてくれる。なんでこんなぎこちねえの…え…もしかして。
「ん…は…っもしかして…さ
真一郎のはあんまシてないの…?」
『…。…と…い。』
「え?」
『真ちゃんに…シたこと…ないの…っ』
「え…ほんとに…?
真一郎にシてって言われたことないの?」
『ない…万次郎くんが…はじめて。
だから私ヘタ…だし…やめよーよ…っ』
え…やっば。初めてだなんて思わなかった。だって真一郎と付き合ってもうすぐ4年だぞ。俺がはじめて…嬉しい…。
「んーん、ヘタとか関係ねえ…
のはじめてもらっちゃった…っ」
『こんなんで…き、きもちぃの…?』
「正直…気ぃ抜いたらすぐ…でそ…っ」
『う…そ?』
「は…やばい…1回だしたい…っ」
『え…ちょ…っとま…ってどこにっ』
「くち…口でシて…お願い…っ」
ガバッとを起こして四つん這いにさせて、ベッドに膝をついた俺は戸惑うの唇を割って自身の昂りを押し込んだ。暖かくてきもちい…っ。
『んん!ん〜っ!』
「あ…くっ…うぅ…っ!」