第11章 狂おしいほど愛してる (番外)
萎えることなく勃ちあがったままのソコは彼女の下着で包まれたまま。見た目がまじで変態野郎すぎて開き直ろうかとすら思ってる。
『それ…私のだよね…?』
レースの下着に視線を向けて言うちゃん。その声はまだ震えている。
「…うん」
『映像も…あの日のだよね…?』
「うん」
『撮ってたんだ…。』
「…」
『撮ってどうするつもりだったの?』
「…いや、1人でするときに…AV見ても勃たねぇからちゃんとのが欲しくて…それで。」
これはほんと。いつからかAV見ても勃たなくなっちまって、ちゃんに似た女優ばっか見漁ってみたけどやっぱイマイチ興奮しなくて俺の身体はおかしくなったのかと思った。
でも考えてみれば初めて彼女を抱いた日から他じゃ足りなくなってた。
『なんで隠し撮りなんか…』
「ごめん。でも他に見せたりとか絶対しないし…ほんと俺だけが見るって言うか誰にも見せたくないっていうか…。」
『絶対誰にも見せたら嫌だよ…?』
「え、うん…もちろん」
消せって怒られるかと思った。
『あとその下着はお気に入りだから返して…』
「うん…ごめん」
俺のおなにーに使ったのにまた履いてくれるんだ…やばいなんか興奮してきた。一瞬萎えかけてたソコが一気に勃ち上がるのを感じる。
『え…ちょっとなんで大きくするの…っ』
「ごめん興奮しちゃって…あと俺まだイけてないから付き合って。」
小さな身体をベッドに組み敷いてガウンから除く白い肌にキスを落とす。あの夜俺が付けた跡はすっかり消えて新しい跡で塗り替えられていた。
「これボスが付けた?」
『あ、うん…そうだけど』
「ふーん、俺の跡は消えちゃったね。また付けていい?」
『ダメって言ったら?』
「やだ」
『なら聞かないで…いいよ?』
「大好き」
ボスの跡がない背中に俺の印を付けていく。肩に噛みつくと痛みを我慢しているのかきゅっとシーツを掴んで耐えている。じわりと滲む血さえ愛おしい。
『い、たい…っ』
「ごめん好きすぎて抑えきかねえわ」
『い゛…っ』
「愛してるよちゃん…愛してる」
甘噛みを繰り返し、そのままの体勢で前戯なんてすっ飛ばして後ろからハメると大きく背中を反らせる彼女。