第11章 狂おしいほど愛してる (番外)
「鏡あるけどここでシてみる?」
洗面台に座らせた彼女の脚の間に立ち、指を絡ませながら聞くと目線を逸らしてふるふると首を振った。
「やだ?」
『うん…恥ずかしい。』
「そっかぁ、じゃあベッド戻ろっか」
今日じゃなかったら鏡の前で犯してたと思う。でも今日は寝室じゃなきゃダメなんだ…寝室じゃなきゃ。
ちゃんを横抱きにして寝室に戻る。ゆっくりとベッドに降ろして覆い被さるように組み敷くと手が繋がれた。
「手繋ぎたいの?」
『言ったでしょ、竜胆くんと手繋ぐの好きって。』
「うん。俺も好きだよ。」
『この格好恥ずかしいから自分の服に戻ってもいい?』
「んー、だめ。今日は折れてよ。俺が寝てる間に兄貴とセックスしてたんでしょ?」
『…ん、分かったよ。』
俺に申し訳ないって気持ちが少しでもあるからこそ、今日のちゃんは折れてくれるって分かってる。
「すっげえ似合ってるし。クソ可愛いよ。」
『竜胆くんのヘンタイ。』
「なんとでも言ってよ、ちゃんのこんなエッチな姿見れるんなら痛くも痒くもないよ。それにちゃんからヘンタイって言われんのは普通に興奮する♡」
『今日は…シないよ?』
「俺昼から我慢してんのに?」
『もう無理だよぉ…』
兄貴と何回シたのか知らないけど俺の我慢はとっくに超えてる。今すぐにでも挿れたくて先走りが溢れてるくらいだ。
「帰ったら俺とするって約束したよね」
『…した。』
「なのに兄貴とセックスしちゃったエッチな子はだーれ?」
『ごめ…んなさい。』
「淫乱ちゃんは兄貴のだけで満足できるの?俺のも咥えてよちゃん。」
『でも今日はもぅ…』
「じゃあ、濡れてなかったら見逃してあげる。ちょっとでも濡れてたら俺とも気持ちよくなろうね。」
『え、待って竜胆くん待…っんぁッ』
ブルマの上からワレメを指でなぞる。くっきりと浮き出た1本筋にはじわりと小さなシミができていた。
「直接触らないと分かんないよね?」
『待って…待っ、て…ぁあッ』
直接触れるとあっという間に俺の指を飲み込んでぬるぬると奥に誘われた。身体は正直ってやつ。