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今宵は誰の腕の中で眠りますか⋯?

第11章 狂おしいほど愛してる (番外)



抵抗をやめないを抱きしめて唇を塞ぐと途端に大人しくなる。

「大人しくなってどうした?」

『蘭くんがキス…したから。』

「キスなんて腐るほどしてんだろ」

『慣れないんだもん仕方ないでしょ…っ』

何度キスをしても何度身体を重ねても、まるで初めてのように初々しい反応を見せてくれる彼女。今だって耳まで紅く染まってる。

「うん、俺お前のそういうとこ好き」

『蘭くんからかってるでしょ…!』

「はー?からかってねぇだろ。
超真剣に言ってんだけど?」

『だっていつもからかってくるじゃん…っ』

「真剣に言ったってお前困るだろ。三途にも九井にもボスにも好き好き言われてさ。あー、と竜胆もか。」

『別にみんな本気ってわけじゃ…』

「あー、分かった俺が教えてやるよ。」

『え、ちょ…っと蘭く、んっ』

「いい子だから大人しく抱かれとけ、な?」

深く口づけながら小さな顔に片手を添えて親指で優しく耳たぶに触れる。次第に漏れる吐息が熱を含んできた。

「ははっ、すげぇとろっとろな顔してんな」

『ん…っはあ、っ』

「俺とのキスすんの好き?」

『す、き…っ』

「かぁわい」

はふはふと短く呼吸を繰り返す彼女。一生懸命に応えてくれようとする姿が堪らなくそそる。

『も、う…ご飯の準備しないとだから…っ』

「まだ夕方にもなってねーけど?」

『そ…そうだけど…っ』

「なになに俺から逃げんの?」

『そういうんじゃ…』

「ねーここ触って?」

『ちょ、っと蘭くん…、わッ』

「言ったろ?蘭ちゃん今週抜いてねぇの。ちょー溜まってるから相手してくんない?勃ちすぎていたーい♡」

小さな手をとって勃ち上がったソコに触れさせる。正直キスごときで俺がこんなになるなんてありえねぇ。

溜まってるからだと言い聞かせてもそれ以上だな。相手がだからだと分かってる。この身体はお前が相手だとバカみてぇに反応するらしい。
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