第11章 狂おしいほど愛してる (番外)
それから何度も何度も寸止めを繰り返されたちゃんの身体は小さくピクピクと痙攣し始めた。
「イかせてもらえなくて可哀想だね」
『も…やだ…っイかせて竜胆く、んッ』
「続きは家でシよっか?」
『ふぇ…ま、待てないよ…っ』
「待てたら俺のでイかせてあげるから、ね?」
『竜胆くんので…?』
「そ、俺ので奥までシてあげるから我慢しよ?」
『やくそく…?』
「うん、約束。」
こくん、と小さく頷いた彼女にキスをして身体を拭いて服を着せる。
「どうしたの、足りなかった?」
『ち、ちが…っう。』
「違うの?ちゃんの体あついけど。頬もまだ紅いよ。このまま帰ったら兄貴たちにバレちゃうね?」
『お買い物して帰るから平気だもん…』
「そうだったね、買い物して帰ろっか」
まだフラフラと足元の覚束無い彼女の腰に腕を回して支えるように歩く。どこもかしこも熱を持ったままの小さな身体。帰ったらたくさん可愛がってあげないと。
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「これで全部?」
『うん、これで揃った!』
「すげえ量だな…」
カートにのってるカゴ2つに溢れそうなくらいの食材。いくらなんでもだろ…。
『1週間分あるしね。』
「九井とかすげえ食うもんなー」
『それに部下の子達だってたまに一緒に食べてるし、いつもこのくらいは買うかなあ』
「え、」
『え?』
「誰と食べてるって?」
『部下の子達。ほら、私って皆より任務少ないし危ないとこにはマイキーがあまり行かせてくれないでしょ?ご飯1人で食べるの寂しくて…。』
「九井がいんじゃん」
『はじめくん大変そうなんだもん…。』
邪魔したくないから別々に食べてると言う彼女。そんなん知らなかった。あいつらやたらちゃんに懐いてるとは思ってたけどそういうこと。
「ふーん。」
面白くねえな。
『よーし、全部揃ったしおうち帰ろ竜胆くん!』
「俺が持つよ」
『運転してもらってるしこれくらい持つよ』
車に着くまでなら持てると両手に袋を持っているけど正直腕ちぎれそうで怖いんだわ。
「俺が何のために着いてきたと思ってんの。
ちゃんの荷物持ち兼アシですよ?」
『うー、、ごめんね。ありがと…っ』