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今宵は誰の腕の中で眠りますか⋯?

第1章 好きです先生 (松野千冬)


side夢主

「おい相棒!おきろって!」

「あーうっせえ寝みぃんだよ!」

『おはよう松野くん…寝不足かな?』

「え…っ?」

あはは、ビックリしてる千冬くん!

今日から私はこのクラスの担任の先生。

松野千冬くん…彼が小さい頃はよく遊んだなあ。
ここ2年くらいは大学だの就活だの新生活スタートだのって忙しくってなかなか会えてなかった。最後にあったのはたしか…千冬くんの成績が大変だっておばさんに頼まれて勉強みにいったんだっけ。あれから2年経ってなんか少しかっこよくなったなあ。

『今日から高野先生の代わりにこのクラスの担任をさせていただきます。です。担当教科は英語です。よろしくお願い致します。』

「おいおい千冬!
先生可愛いからって見惚れすぎだろっ」

「うっせ…」

千冬くんと仲良さそうに話してる金髪の子はたしか…

『朝から元気だなあ、ははっ
えっと君は…花垣くん!』

「え、先生もー名前覚えてんの!?」

『みんなと早く仲良くなりたいので…!
先生頑張って覚えてきました!堅苦しい感じとか苦手なので…ラフな感じで仲良くしてくださいね』

「「「「「「「「「はーいっ」」」」」」」」」

みんな元気だなあ…っ
私までパワー貰える!

『えっと…このあとの1時間目はこのまま私の授業なんだけど、初対面1発目から授業はなーと思ってて、質問タイムとかにしよーかなーなんて思ってます…どうかな?』

「いいでーっす!」

『わー、元気なお返事ありがとう柴くん!
では、そういう事なのでチャイムが鳴ったら教科書とかは用意しなくていいから席についててください!朝のHRおしまい!』

ふう…緊張したけどなんとかいい感じのスタート切れたかな?

千冬くんと面識があることはきっとバレたら面倒になるし伏せておくか…!にしても驚いた顔かわいかったなー!
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