第8章 トライアングル (三ツ谷隆 柴八戒)
俺の舌の動きに合わせて逃げるように動く身体。逃がすまいと抱き寄せて彼女の弱いところばかりを舌で攻め続けた。
『も…っなんか変になっちゃ…っ』
「ぁあ…くっそえろ…やば」
『みつやく…っキスし、てくださ…っ』
「なに、してほしーの?」
『ん、してほし…です』
「可愛すぎんだろ…」
彼女の胸から口を離して食べるように唇に口付ける。互いの呼吸が上がっていくのが分かる。
『ん…っん、みつや、くん…っ』
「ん、…好きだ」
『私もす…き、大好き三ツ谷くん…っ』
「なぁ…」
『ん…っはい、』
「俺もう我慢できねぇ……いい?」
返事の代わりに伸びてきた両手が俺の服を脱がそうとTシャツを引っ張る。
「なあに?」
『わた…しだけ、恥ずかしいです…っ』
「はは、悪かった。俺も脱ぐよ」
下着だけを残して服を脱ぎ終わると、俺の下に手で顔を覆っている彼女がいる。
「顔見せてくれよ、なんで隠すの?」
『だって…三ツ谷くんの身体…すご、い…っ
男の人の裸見るの初めてで…っ』
「なぁ、ちゃんと見て?」
『や…、みれないです!』
「ふーん、そっか」
見れないと繰り返す彼女が自分で目隠しをしているのをいい事に、柔らかな肌に舌を添わせてみた。ピクピクと反応する身体が愛おしい。
「すっげえ反応してっけど…?」
『ん、ふぁ…三ツ谷くんいじわる…っ』
「俺の事ちゃんと見てよ…」
『み、ます…だから意地悪しないで…?』
潤んだ瞳に見上げられて、下半身がグッと質量を増すのを感じた。今すぐにでも挿れたい。だけど怖がらせたくない。
「ここすげぇ濡れてる…意地悪されて感じた?」
下着の上からワレメをなぞるとビクンと背が浮いた。さらに溢れてくるトロトロを下着越しでもわかるほどに腫れ上がったソコへクリクリと擦り付ける。
『あ…っんぁ三ツ谷く、んっ
それやだ…っあ!変になっちゃ…ぁあっ』
「えっろ…どんどん溢れてくる。
これもう意味ないから脱いじゃおうな?」
『や、ま…って!あ…っ恥ずか、しい…っ』
彼女の声を無視して下着を抜き去る。