第4章 命令

「キリヤという男を知らないとは言わせないわよ？」

「その人が何か？」

「私の客なんだよ！！なのに最近来ないかと思ったらあんたのところばかり行くようじゃないか‥キリヤに聞いたら私よりお前がいいと言ったのよ‥」

堕姫はを睨みつけた

「でもそれは‥キリヤさんが‥」

「お前は可愛い顔はしているが別に綺麗じゃない‥」

堕姫はの頬に触れた

（落ち着け‥落ち着け私！！）

「頭きた‥」

堕姫はを殴ろうとした

「？！」

だがは避けた

「避けんじゃないよ！！」

は堕姫の背後に立った

（この動き‥もしや‥柱かどうかまではわからないけど‥）

堕姫はを帯で縛った

「？！」

そしてそのままどこかへ移動した