C-LOVE-R【ブラッククローバー / R18】
第11章 金色の夜明け団※
ランギルスは腰を揺らして、口の中を往復する。時折、喉奥に先端が当たって苦しくなり涙が出てくる。
ランギルスの怒りが収まるのなら、なんでも受け入れたいと思った。傷つけたのはわたしだからだ。ひたらすら出し入れされるモノを咥え続ける。
涙を流しながらランギルスをふと見上げると、髪の毛を掴まれグッと喉奥までモノを押し込まれた。
「ん゛っ……!!」
「っはぁ……くっ……」
ランギルスは顔を歪ませると、腰を引きわたしの口からモノを引き抜いた。
「うっ……はぁ……くるしっ……」
「君は指だけで我慢できないからね……」
ランギルスはわたしの割れ目に自身を押し当てると、一気に奥まで入ってきた。
「んああぁぁっ……!!」
「ほらね……ナカまでこんなに濡らして……はぁ……僕のをすぐ締めつけてくるね……」
ランギルスは憎悪に満ちた目でわたしを見下ろし、腰の動きを早める。子宮の奥を何度も突かれ、ゾクゾクと快感が押し寄せる。
「あぁっ……!もう……イッちゃ……やあぁぁっ……!!」
わたしは腰をビクビクと痙攣させ、絶頂を迎えた。ランギルスはわたしに構わず、腰を動かし続ける。
「君になんて出会わなければ……はぁ……よかったんだ……くっ」
ランギルスは顔を歪ませて切なげな声でそう言うと、両手でわたしの首の頸動脈をグッと押さえてきた。
「う゛ぐっ……!あ゛っ!」
「兄さんのそばに戻るんでしょう?……俺のそばにいるって……はぁ……言ったクセに……ね……」
徐々に血流が低下していき、頭がふわっとして低酸素状態になる。ぼやけた視界の中でランギルスが泣いているように見えた。
苦しい……意識が遠のいていく────……
────目が覚めると、金色の自分の部屋に戻っていた。
外からは白い光が差し込んでいる。ランギルスが空間魔法でこの部屋まで送ってくれたのだろうか。もう朝か……夜中のランギルスとの出来事が悪夢だったかのように思えてしまう。
手首を見ると、鬱血した痕。そしてワンピースを捲り上げて見ると胸元とお腹に無数の赤いアザが散りばめられていた。そして中に出されたときの特有の子宮の鈍痛があった。
わたしの体にはランギルスの行き場のない怒りをぶつけられた痕跡が残っていた。悪夢なんかじゃなかった────……