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往古来今

第4章 「また恋をする」/武田信玄


思えば今まで純粋に恋をしたことがなかったように思える。
理由は自分でもよく分かっている。
この身を蝕んでいた病だと。

天女に出逢ってからはどうだろうか。
いや分かっていた。
俺はあの子に惹かれた。
真っ直ぐで素直で心の強いあの子に。

天女や佐助は俺を五百年後の日ノ本へと連れて行き、
この身を蝕んでいた病を治し、
これからの未来を与えてくれた。

きっと俺は天女なしでは未来を描けないだろう。
今日もそしてこれからもまた君に恋をする。


【the end】
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