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ハイキュー  夢を追うあなたと。

第2章 新たな場所。


ちょうどその時、1本の電車が駅に入ってきた。

改札口のすぐ近くに行き、ともみの姿を探す。
だんだんと人の流れがまばらになった頃、トボトボと背中を丸めて歩く女の子を見つけた。

「ともみ‼︎」

思わず声を張り上げ駆け寄った。
ともみは驚いた様子だったがそんな事は気にせず目いっぱい抱きしめた。

相変わらず表情はないが、私の可愛い姪っ子だ。
もうこれ以上この子に悲しい思いはさせたくない。
心の底から笑って、幸せな日々を過ごして欲しい、と心から願った。
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