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ハイキュー  夢を追うあなたと。

第7章 夏の思い出


AM5:20



あやか「あーねむ。。倫太郎、あとこの荷物お願い。」

倫太郎「うっす。」

あやかさんと倫太郎君は荷物を車に運んでくれている間、私は朝ご飯のおにぎりを作っていた。

「よし、出来た。」

20個近くのおにぎりをようやく作り終え、私も急いで支度をする。


「ガスも止めたし、電気も全部消したかな…」



倫太郎「ともみー、かよこさんとあやかさん先車乗ってるって。鍵閉めて来いってさ。」

「はい、今行きます。」

パタパタとスリッパの音を立てながら玄関に行くと、ドアに寄りかかるように倫太郎君が待ってくれていた。

倫太郎「荷物持つよ。」

倫太郎君は私の手からボストンバッグを取り上げる。

「あっ、ありがとうございます…」

倫太郎「・・・今日さ、すげー楽しみにしてたけど、アイツらとともみが3日間も一緒に寝泊まりするって考えるとすげー嫌だ。」

はぁ、とため息を吐き、ドアに寄りかかる倫太郎君。

「・・・アイツらって侑君と治君?」

倫太郎「そ。ともみ、東京から帰って来てすげー可愛くなってるし。・・マジで見せたくない…。」

倫太郎君が珍しく不貞腐れた顔をしてる。

「えー、、っと、心配?してくれてるんでしょうか?私なら大丈夫ですよ?」

切長の目と視線が交わると、一歩、二歩と倫太郎君が近づいて来る。

倫太郎「俺さ、結構独占欲強いのかも。このままともみの事外に出したくないって思ってる。」


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