第6章 その後のBBQにて。
クロの表情からして冗談にする気はないんだろうと感じ、研磨は少しの沈黙の後、
研磨「別に俺がどうこう言う事じゃナイし。
俺に気を遣ってるならやめてよ?
確かにともみは特別な存在かもしれないけど、、そういうんじゃナイ。」
クロは少し驚いた顔をした。
クロ「え?そうなの?俺てっきり研磨はともみの事好きなんだと思ってたわ。ともみ以外の女と一緒にいるの見た事ねーし。」
研磨「だって、恋人になると別れる時がくるじゃん。ともみとはそんな風に別れたくないし、だったらずっと友達の方がいいなって思う。」
クロ「・・・お前、、そんなに好きなんだな。」
耳を赤くし、俯く研磨にクロは苦笑いを浮かべる。
研磨「だから。違うって!クロとともみが付き合う事になったって良いケド、傷つけたりしたら許さないから。」
クロ「ブッ、、分かった分かった。まぁ選ぶのはともみだからな。今のあいつは相当モテるだろうし、かなりハードル高そうだけどな!」
研磨「・・・だろうね。」
2人は遠くの空を見上げると自嘲気味に笑った。