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ハイキュー  夢を追うあなたと。

第34章 ずっとそばに…



木兎さんは相変わらずファンサービス旺盛で、席前方の子供達が
「ビームしてーっ‼︎」と叫ぶと、全力で木兎ビームを披露していた。


微笑ましい光景に口元を綻ばせていると、日向さんが私に気付きニカッと笑い手を振ってくれた。


私も控えめに手を振り笑顔を返すと、そこに既にマスクを装着した佐久早選手が通りかかり目が合った。
軽く会釈をすると、マスク越しで表情こそ分からないけど、少しだけ目を細めて笑ってくれたような気がした。




その後、少しずつ席を立つ人達が増える中、私はすぐに席を立てず感動の余韻に浸っていた。

そう言えば侑君の姿が見えないけど、、
既に控え室に入ってしまったのだろうか…
珍しいな、、と思いながら視線を彷徨わせていると…



「わーー!ジャカ助だーー!」
「ジャカ助ーー‼︎」

ブラックジャッカルのマスコットキャラクターのジャカ助が、ベンチの近くで愛嬌を振り撒きながら応援席へブンブンと手を振っていた。




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