第25章 新たな道
翌朝、目を覚ますとどういう訳か自分の部屋のベッドで寝ていた。
起きあがろうと身体を起こした瞬間、頭に痛みが走った。
「イッタ〜、、、」
こんなに酔っ払ったのは初めてかもしれない。
私、、、昨日相当悪酔いした気がする…。
痛む頭を抱えながら昨夜の事を思い出そうとするも、
「やばい、、記憶がない…。」
木兎さんと日本酒を開けたところまでは覚えてるけど、そこから木兎さんのペースに乗せられてかなりのハイペースで飲んだ気がする。
でも自分で歩いて部屋に戻ってきたみたいだし、そんな悪態は晒してない?
晒してないと思いたい…。
とりあえず顔もドロドロだしシャワー浴びよう。。
髪も服にも匂いが残っていて気持ち悪い。
重い頭にフラつく足で浴室へ向かった。