第25章 新たな道
腰を下ろすと、日向選手が口を開いた。
日向「じゃあ、改めて!はじめまして!日向翔陽です。えーっと、、」
「あっ、はじめまして原ともみと申します。日向選手の事は勿論存じ上げております。」
ペコッと会釈をし、有名選手を目の前に緊張している私を見て研磨がプッと笑った。
日向「日向選手なんて言われるとむず痒いから翔陽で良いですって!」
「いや…さすがにそれは…。」
日向「でもさっきは驚いたよ。玄関が開いたらめちゃくちゃ綺麗な人が出てくるから。
研磨も先に言っといてくれれば良いのにー。」
・・綺麗な人って。
そんなにキッパリと言われると何だか恥ずかしい…。
研磨「あれ?言ってなかった?少し前からここで一緒に住みながら仕事手伝ってもらったりしてるんだよ。」
日向「えっ⁉︎一緒に⁉︎・・・もっかい聞くけど、彼女、、」
研磨「じゃないよ、幼馴染。」