第19章 花火大会
侑「俺とともみちゃんは今日から晴れて恋人になりました!
サム、角名、あやかちゃん、今後も温かい目で見守ってや!」
あやか「わお♡恋人宣言(笑)!でもまぁ、良かったな!ともみちゃんおめでとさん!」
「あやかさん…ありがとう。」
俺の横であやかちゃんとともみちゃんが抱き合っている。
治「ツム、約束守りや?」
サムの真面目な顔つきに、俺もニヤける顔を引き締めて頷いた。
侑「分かっとる。絶対泣かせたりするよう事はせーへん。」
倫太郎「あと、下宿内の風紀を乱すような事は禁止だから。」
お前がそれを言うかー!
とツッコミたい気持ちを今は必死で抑えた。
侑「・・・分かっとる。」
あやか「じゃあこれからみんなで二次会しよ!ともみちゃんほとんど食べてへんやろ?色々持って帰ってきたで?」
「えっ?ホント?嬉しい!」
侑「あぁっ‼︎そうや、忘れとった!俺のたこ焼きは⁈」
シーン、、と静まる空気の中で、あやかちゃんと角名の視線が治に向けられた。
侑「あーっ‼︎サム‼︎俺のたこ焼き食ったなー⁈」
治「ハッ‼︎いつもの仕返しや‼︎たこ焼きは焼きたてを食わな美味しくないやん!」
侑「まぁ、それもそうやな…ってなるかー‼︎オラァ返せッ‼︎」
いつもの兄弟喧嘩が始まり、賑やかな夜は過ぎていくのだった…。