第4章 おパンツ
キクリ「ねぇ…毎日洗濯してなかったの?」
ヤタカ「まさかそのワイシャツ、数日に一回しか洗ってないとかないよね!?」
潔癖ヤタカにとって洗濯をしないということは恐ろしいことなのである。
「いや、毎日洗濯してるよ?おパンツと靴下だけは適当に溜まってきたらまとめて洗おうと思ってたらね〜とうとう1枚も無くなっちゃったのよ。幸いにも靴下はあったけど!」
キクリ「もぅ…涼子ったら。何枚か買い足しておいたら?」
「そうだね〜。じゃぁ、キクリ!放課後に私のおパンツ選び手伝って〜?」
ヤタカ「勝手に自分で選びたまえ!今日の放課後、キクリは僕と過ごす予定なんだから!」
キクリ「ごめんね、涼子。」
カンナギ「なんだ、またデートかよ!」
「え〜、キクリいないのつまんないなぁ。まぁしゃーない…クグラ達に選んでもらお〜っと!」
クグラ「えー!!なんでだよ!!」
ヨルナミ「そうですよ!女性の下着売り場なんて気まずくて行けません!」
「大丈夫よ!あんま客いない店だし〜!私と一緒ならおパンツ見放題よ?」
ヨルナミ「別に見放題したくありません!」
カンナギ「つーか、パンツに『お』を付けるのやめろよ…。」
そしてなんやかんやであっという間に放課後になりクグラ達は結局下着売り場まで付いていくことになった。
「見て〜!これ!超派手なんだけど!?」
クグラ「ヤバっ!透けすぎじゃねぇ!?」
カンナギ「おい!これなんか履いてる意味あるのか謎じゃねぇか!?」
最初は嫌々付いて来たのだがクグラとカンナギはいざ下着売り場に着くと平気で涼子と一緒にパンツを見ていた。
ヨルナミ「……なぜ二人とも平気なのか私には分からない…。」
ヨルナミだけは抵抗があるままなのであった。まぁ年頃的に平気な人は少ないかもしれませんね。
終われ