第105章 プールの時間
カンナギ「本当、神経質だよなぁ!」
クグラ「消毒液入ってんだから中和されてるだろうに。」
エト「ほら!お前達!喋ってないで準備体操始めるぞ!」
トルマキ「…ん?おい!三神涼子!お前また今年も見学にする気か!?」
「……生理二日目で〜す。一番多い日で〜す。プールなんて入ったら垂れ流しになっちゃいま〜す。」
エト「そこまで言うな!」
トルマキ「お前、今日は生理で休みでも来週はちゃんと出てもらうからな!!」
「……しゃーない。フレフレ坊主作るか…。」(ボソッ)
そして次の週の体育の時間。
「そんなー!!フレフレ坊主作ったのに!!」
涼子の呪いは全く効かず見事に晴れたのである。
エト「涼子!また見学するつもりか!?」
「……生理が長引いてま〜す。」
エト「嘘つくな!ほら!貸出用の水着とタオルがあるから着替えてこい!」
「え〜!!なんでそんなもんあるのよ!?」
エト「私立だからな。」
「……嫌よ!!トルマキ……」
トルマキ「トルマキエキスが充満したプールに入ったら妊娠するとか言うなよ!?」
「…ちっ!!先に言いやがった。」
トルマキ「ふっ!去年、貴様はそう言いながら水泳の授業を全部サボっただろ?今年はそうはいかない!」
「ゔっ………私のサボりを阻止するために男子体育教師のエト兄ちゃんを召喚したってわけか。」
エト「はぁ……男と同じプールに入って妊娠する事はないから早く着替えてこい!」
「いやいや、トルマキ先生って変態っぽいからセッ◯スしなくても妊娠させるくらいの能力持ってそうじゃん?」
トルマキ「おい!お前!教師に向かって失敬な!!」
エト「…………もぅ一度言う。さっさと着替えなさい。」
「………エト兄ちゃんったら…そんなに私の水着が見たいの!?いや〜ん!スケベ〜!!ロリコ〜ン!!スク水フェチ〜!!」
エト「……いい加減にしないかー!!さっさと着替えろ!!」
「……はい。」
涼子に対する免疫があるのでエトは何を言われても動じないのである。