• テキストサイズ

学パロおバカ物語(アラタカンガタリ)

第47章 バレンタイン


今日はバレンタイン。キクリはもちろんヤタカにチョコを渡します。
キクリ「これバレンタインのチョコ…貰ってくれる?」
ヤタカ「ありがとうキクリ…嬉しいよ。」
キクリ「ヤタカ…。」
ヤタカ「でも…キクリ?これは…いったい…」
キクリ「えっ…きゃっ!!」
小さいハートのチョコを作ったのだが失敗したチ◯コ型チョコが沢山入っていたのである。何故かキクリは形を作る時に失敗することが多い。
キクリ「やだー!間違えて失敗した方持ってきちゃったー!!」
ヤタカ「ハハハ…いいよ。どちらでも君の手作りなんだから。」
キクリ「ごめんね…。」
ヤタカ「おっちょこちょいな君も可愛いよ。」
キクリ「もぉ…ヤタカったらぁ!」
カンナギ「けっ!またイチャついてやがる。」
ヨルナミ「いつものことです。それにしてもカンナギ?随分と沢山貰ったんですね?」
カンナギ「まぁ毎年こんなもんだし。お前だって貰ってんじゃん?ファンクラブからか?」
実はこの学校にはヨルナミファンクラブというのがあるのである。
ヨルナミ「らしいですね…。朝登校したら『ファンクラブより』と書いてある大きな袋に大量のチョコが入ってました。ちょっと怖いです。」
クグラ「なぁ、見ろよ〜!隣のクラスの女子からチョコ貰っちゃった〜!」
ヨルナミ「3つも貰えてよかったですね。」
カンナギ「俺らは片手で持てないくらいだから羨ましいぜ。」
クグラ「嫌味かよ…。つーか、涼子まだ来てねぇのか。」
ヨルナミ「寝坊ですかね?」
すると涼子が登校してきた。
「おはよ〜。あぁ…眠い…。」
カンナギ「やっと登校してきたか。」
ヨルナミ「おはようございます。遅刻ギリギリですよ?」
クグラ「涼子〜!チョコは??」
「は?チョコ??」
クグラ「今日はバレンタインだぞ!」
「…あぁ、忘れてたわ。まぁいいでしょ?あんたら他に貰ってるんだし?」
クグラ「えー!!そんなー!!」
「なによ…3つじゃ足りないの??あんた甘いものそんなに好きだったっけ??」
クグラ「そういうわけじゃないけどさ…。」
ヨルナミ「涼子さん、クグラに作ってあげたらどうですか?涼子さんのチョコは見た目はともかく味はいいので楽しみにしてたみたいですよ?」
「見た目は兎も角って何よ!?」
カンナギ「だってよ…お前チ◯コ型チョコとかそういう下品なの多いじゃんか。」
/ 440ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp