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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第49章 カウントダウン ☆




初めて、陣平くんに愛してると伝えた。
心では何度も伝えてたけど、言葉にしてちゃんと。

陣平くんはそれを聞くと、照れくさそうにして誤魔化すみたいにわたしにキスをした。

おでこをくっつけて見つめあった後、もう一度キスを落としてわたしから出ていく陣平くん。

栓が抜けたアソコから彼の吐き出した欲望が溢れ出てきたのも、丁寧に拭き取りながらぽつりとこぼした。


「もし出来たら、ちゃんと責任取るから」

「え…」

「っつーか、もともと結婚する予定だったし。
っでも、お前の親父さん、キレたらグーで殴ってきそうだよな。甘んじて受け入れるけど」


そんなことを言いながらも、わたしのわがままをちゃんと受け入れてくれた陣平くん。
隣に横になり、わたしを抱きしめながら目を閉じた。


「ほら、今度こそ寝ようぜ」

「うん…手繋いでてくれる?」

「いいよ。ほら」


そう言って陣平くんは手を差し、握ってくれた。


本当は、陣平くんの口からも愛してるって言葉を聞きたかったけど、よく考えたら彼はそんなガラじゃないし。

ちゃんと心で伝わっているから、いいの。


そう思いながら、わたしは陣平くんの匂いを嗅ぎながら目を閉じた。

翌朝の行ってらっしゃいを恐れながら。

朝が来なければいいのにと何度も唱えながら。


NextChapter.,.


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