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【R18】evermore 【DC/松田陣平】

第47章 初めて想いを伝えたあの場所で ☆




佐藤は俺を睨みながら言った。


「あなたの親友…そして彼女のお兄さんの仇、取るわよ?」

「っははっ…」


あんたがバディで良かったよ。
そう言おうとしたけれど、口をつぐんだ。

きっとその言葉は佐藤にとって嬉しい言葉ではなく、俺に縛りつける呪いの言葉だから。


正直、1人で調査するのも限界がある。
そう思っていたから、引き続き協力してくれると聞いて心底ホッとした。


「じゃあ、よろしく頼むわ。
はやく怪我治せよ?教育係さん?」

「望むところよ。
爆弾犯に手錠をかけるまで、私だって諦めないんだから」


そう笑い合った俺たち。


またあと少しで今年もやってくる。
萩原の命日、11月7日が。



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