第47章 初めて想いを伝えたあの場所で ☆
もっと俺の頭がぶっ飛ぶぐらい、可愛くエロいこと言ってくれよ。
それでもっとお前に夢中にさせてくれ。
そう思いながら腰を振っていると、それが全部透けて見えていたかのように、ミコトは俺にしがみつきながら言った。
「あっ…陣平くんに奥突かれるの好きぃっ…」
可愛い声が耳に飛び込んでくると、一気に射精感が這い上がってくる。
あぁ、俺ってやっぱ単純なんだな。
「っ…可愛い…
俺も、乱れてるお前見んの、好き…
イク…中に出していい?」
「っん…して?」
「っ…」
奥まで差し込んだ状態で、精液全部をナカに吐き出すと、ミコトを独占していると心底実感できる。
握ったミコトの左手には、俺が買った絵に描いたような婚約指輪が輝いている。
「ミコト…俺のもんだ…」
その指輪の値段とは似つないほど幼稚な独占欲。
お前だけは、無くしたくないんだ。