第47章 初めて想いを伝えたあの場所で ☆
なんだそれ。可愛すぎんだろ…
きゅーんと分かりやすくメロメロにさせられながらも、平静を装って意地悪を言って見せた。
「他にして欲しいことでも?」
「…わかってるでしょ?」
「俺は好きだけど。キス」
「わたしだって好きだよ!…じゃあいい。キスだけで良い」
ふん。と拗ねたように口を尖らせて横を向くミコト。
それもまた可愛くて、思わず堪えきれなくてククッと笑っていると、ミコトが俺の手を握った。
そして、自分の胸に俺の手のひらを押し当てながら、顔を赤くして俺を睨みつけて言う。
「やっぱり良くない。…触って」
「反則だって…」
一気に飛んでしまいそうな理性を必死に繋ぎながら、柔らかい胸に触れると、ミコトから可愛い声が漏れる。
「っん…ぁ…っ」
その声がまた俺の頭を溶かして行く。
「気持ちいい?」
「っん…気持ちいい…
陣平くんにされるの、好き」
「じゃあこっちは?」
そう言って胸を弄っていた手を滑らせ、太ももの間からショーツ越しに秘部をなぞると、ちゅく…と水音がした。
「あっ…」
「濡れてる」
「や…だって…なんかいつもよりキュンとするんだもん」
「俺も。…なあ、お前もして?」
クチュクチュとショーツの隙間から指を侵入させて直接ソコを弄りながら耳元で囁くようにしてねだると、ミコトも恐る恐る自分の手を下に下げて俺のベルトに片手をかけた。
カチャカチャと器用にそれを外した後、ボクサーを下げて飛び出した肉棒はすでに硬く大きくなっている。