第42章 何度も好きだと言って ☆
余裕のない可愛い喘ぎ声で、陣平くんだけ。と言われるのが俺のツボらしい。
俺はミコトの1番感じるスポットを肉棒で責め立てながら、もう一度尋ねる。
「俺だけ?」
「陣平くんだけ…陣平くんじゃないとやだ…」
「俺も…ミコトじゃないと嫌だ」
いつの間に、こんなに好きになっていたのか自分でもわからないぐらい。
ミコトとこうして身体を重ねていられるなら、他の女なんて一生知らなくていいとすら思うんだ。
一生俺だけのミコトでいてほしい。
そんな独占欲が、こいつの中に全部吐き出したい欲へと変わって、限界が近づいてきた。
「っ…イキそ…」
「ナカに…ちょうだい?」
「…それも、俺にしか言うなよ…」
「言わないっ…陣平くんのしかいらないもん…
全部そそいで…?」
「っ…可愛すぎる…っ…」
涙目ではあはあと甘い息を吐きながら、高い声でそんなおねだりをされると、俺の身体はあっさりとミコトのナカに白濁の液体を射精した。
繋がったところから、どくどくと流し込まれていく俺の独占欲。
逆にミコトは、俺を独占している気分になったのか、小さくて可愛い声でぽつりとつぶやいた。
「陣平くんは、わたしのだもん…」
可愛すぎて、俺はまたその華奢な身体をめいっぱい抱きしめたんだ。
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