第21章 酔っ払った萩原妹 ☆
ミコトを先にイかせたいと思っているのに、そうやって動けば動くほど自分の首が締まっていく。
「じっんぺ…く…」
「んー?」
「陣平くんとするの、好き…っぁ…」
甘い息を吐きながら、はあはあと涙目になって振り返るミコトの顔を見て、ズギュンと心臓が鷲掴みにされた気分になる。
「反則だろ…」
もう先にイかせるとかどうでも良くなった。
この可愛くてエロいカノジョの中に何度も突き立てて、また全部吐き出したい。
そんな欲望が脳を支配して、俺は夢中で腰を振った。
「あっ…ぁ…じんぺ…っ好き…」
「俺も。好きだよ、お前が」
そろそろ限界が近づいてきた。
そう思った瞬間、ミコトからも同じ声が漏れる。
「っん…ぁ…いきそ…」
その言葉を聞いて、後ろから繋がったところのすぐ上にある1番感じる蕾を指で潰すと、ミコトはガクガクと脚を揺らした。
「あぁあっ…ダメ…そこ、ダメ」
「ダメじゃないだろ?」
お構いなしに、ナカと外どちらも同時に攻め立てると、ミコトの腰がビクッと砕けた。
「あっ……ぁ…」
その瞬間ナカがぎゅーっと締まって、たまらず俺も絶頂を迎える。
ドクドクと流れ出る白濁の液体は、ミコトの奥まで注がれた。
またやっちまった…
理性が飛びがちな自分にはぁ…と呆れてため息をつくと、ミコトは電池が切れたようにそのままベッドにうつ伏せに倒れた。
ポスッ…
「っ、おい、ミコト?!」
慌ててミコトを見ると、すやすやと寝息を立てて眠っている。
「マジか…」
まだ繋がったまま、しかも中出ししたせいでこれを抜くと絶対溢れてくる。
ティッシュボックスは手を伸ばしても届かず、ミコトが起きていれば届く距離だ。
「ミコト!一瞬だけ起きろ!!
ティッシュ取ったらあとは寝ていいから!!」
「ん…おまんじゅう…おもち…」
「寝言言ってんじゃねぇよ!!」
結局この攻防戦はしばらく続き、全て後処理をして俺がベッドで眠りにつくのはそれから2時間後だった。