第10章 愛してるなんて ☆
陣平くんに感じすぎてる自分が恥ずかしくて、彼の首に腕を回してぎゅっとしがみつきながらそう言うと、陣平くんはわたしの耳元で意地悪に笑った。
「何でだよ。
こんなにエロい音立ててるくせに」
グチュッぐちゅ…ぐちゅっ…
卑猥な水音がやけに大きく聞こえる。
陣平くんが指を動かすたびにわたしの身体は面白いぐらいビクッと跳ね、だんだんと快感が押し寄せて来てあっけなく絶頂に達した。
「っああぁあんッ」
ドクドクと脈打つわたしの身体を、陣平くんが優しく抱きしめながら言った。
「ミコト…してもいいか?」
「…したい」
陣平くんの1番近くに行きたい。
それでずっと、ずっと離さないでいて…
何度もそう願いながら、わたしは陣平くんがゴムの袋を口で切るところを見てた。
そしてわたしの脚を開くと、硬く大きくなった陣平くんのモノが、蜜壺の入口に当たる感覚がする。
陣平くんはわたしの髪を撫でながら、じっと瞳を見つめて言う。