第9章 俺のだ ☆
陣平くんに見られてると思うと、さっきよりもわたしのナカから出てくる蜜が増してる気がする。
「あっ…も…やだ…あぁッっイク」
我慢出来ず、あっさりと陣平くんの指でイかされたわたしは、ビクビクッと身体を痙攣させ、両手で顔を覆いながら、どくん…どくん…と身体が跳ねるのが収まるのを待った。
「ミコト…」
恥ずかしさで手を顔から離せないでいると、陣平くんがわたしの名前を優しく呼んで、ゆっくりと抱きしめてくれた。
「じんぺ…く…」
きゅう…と胸がときめいて、陣平くんにしがみつきながら、彼の名前を呼ぶと、陣平くんはわたしの頭を優しく撫でながら笑う。
「今日は、お前を抱きしめたまま寝たい」
「うん…」
「ミコト、次は、途中でやめねぇから。」
「…うん。」
陣平くんからそんな宣戦布告をされ、わたしは顔を赤くしながら陣平くんにきゅっとくつっつき、だんだん瞼が重くなると、ゆっくりと眠りに落ちた。
陣平くんがずっと、わたしの頭を撫でてくれていたのを感じながら。
NextChapter...