第14章 内湯
「志保さんの事自慢したくて、あいつらの前で、おれのチンコで狂ったようにイきまくるとこ見せつけてやりたくなって。…でも、それよりも、あいつらが志保さんのことを見て欲情してるのが許せなくて」
「うん」
しっかりと密着して抱き合ったまま、緩やかに身体を揺すり合う。
「…まだ2週間なのに、指輪とか、新婚旅行とか、重すぎますよね。…でも、おれ本気ですから。志保さんのためならなんだってするし、なんだって我慢します。だから、週一でも月一でもいいから…」
「健吾さん、私、週一でも足りないくらいなのに、月一なんてイヤです」
必死に言葉を重ねる健吾さんを遮った。
「…わがまま言ってごめんなさい。今はこのまま、お互いにとって都合のいい関係でいさせて」
いつか、あなたにふさわしい女の子と出会ったときに、私を置いていけるように…。