第13章 夢幻
「志保さん、イきすぎですよ…」
健吾さんが身体を前に倒して、私の肩口に噛みついてきた。
痛い、けど、全身性感帯みたいになっちゃってるせいか、痛みが気持ちいい。
「志保さん、ごめんなさい。噛み痕とか、キスマークとかたくさんつけます」
え…?
「志保さんがおれのだって印です。この旅が終わっても、それが消えるまでは、あっちの旦那にはこの身体見せちゃダメですからね」
嬉しい。
「うん。いっぱい、痕つけて♥ しほが健吾さんのものって証、いっぱいほしい…♥」
私がそう答えると、健吾さんはおちんちんを抜いて私を仰向けにする。
「服に隠れるけど、志保さんからは見えるところに、いっぱい残しますね」
服に隠れる胴体を中心に、そこいら中に噛み痕やキスマークをつけられた。