第1章 妹の彼氏に犯されて

「挿れてほしい……です。真人くんのおちんちん、私のお、おまんこに……挿れて、ほしい……」　
「うん、よくできました。挿れてあげるから壁に手をついて……そう、もっとお尻上げて」

　彼に言われた通りの格好をする。私のお尻を優しく撫でる手がくすぐったくて身をよじろうとするが、それを許さないとでも言うかのように両手で腰をガッシリと掴まれた。触れられたところが熱を持ったように熱く、その熱はじわじわと私の体を侵食していく。
　もう逃げられない。いや、逃げようとも思っていない私は、まるで真人くんという鳥かごに閉じ込められた鳥のよう。今、彼の手で羽を一枚ずつむしられている気分。

「いいお尻してるね、お姉さん」
「んっ……」
「引き締まっててぇ」
「……ぁ！」
「吸い付くような肌がぁ」
「んぅ」
「たまんなァい」
「……挿、れて……おねが……」
「ああ、そうだった。お姉さんは俺のチンコが欲しいんだった、ねッ！」

　ぐぐ　ずぶりッ

「ッああ！」

　ずっと待ち望んでいたものが、背後から、一気に、私の膣壁を押し分けて奥まで挿ってきた。思ったよりも激しい刺激に思わずナカをギュッと締め付けてしまう。ああ……彼のモノが私の中で熱く脈打っている……。彼も私に感じてくれているのかと思うと、また下半身がキュンと疼いた。「これから俺の形、覚えてね」と耳元で優しく囁かれれば、首を縦に降ることしか私にはできなくて……真人くんが私の後ろで薄く口を開けて笑っていることまではわからなかった。

「んあー締め付けられ過ぎて引きちぎられそ」
「あっ！　アァ、ん！」
「お姉さんは濡れやすい体質なの？　さっきから──ぬっちゃぬちゃ言ってるよ、ここ」
「わか、んなっ！　んあっ、あ」
「ッハァ……お姉さん、名前何て言うの？」
「……佳子、っ！」
「──佳子、ね。いい名前。それにイヤらしくていい体」