第2章 ☆【GL】 大人の階段をキミと ((エマ
「エマ⋯、イこっ⋯んんっ、一緒にっ⋯ふ、ぁぁああんっ」
「へん、っ⋯へんになる⋯のぉ⋯やっ、ぁん、ひゃぁあんっ」
自分のイイところにディルドを当てながらエマの奥を刺激し、二人で達した。
エマの中からディルドを取り出してペニバンを脱ぎ、見せつけるようにエマの中にあったディルドを舐めた。
「ごちそーさま。」
「っ、へんたーいっ」
そう言いながらも、エマは視線を外すことなく私を見つめていた。
使った玩具をベッドの下にぽいっと投げてエマの隣に横になる。
「これで、ウチは大人に慣れたよね?」
「とびきりエロい大人にね。」
「っ!⋯もぅ!」
普通は気まずくなりそうなのに、私達は冗談を言い合うことができていた。
「っていうか、なんで玩具持ってんの?」
ただ疑問をぶつけてきただけ。
ちゃんとした理由を言ったら、引かれてしまうだろうか。
でも、もうここまでしてしまったから隠すことなく伝えることにした。
「私、エマの事が好き。恋愛対象として。だから⋯エマとしたいなって思ったら⋯買ってた⋯」
「なに⋯それ。」
顔を逸しながら理由を伝えると、低い声がかえってきた。
あ、終わった。そう思ったけど⋯
「嬉しー。」
「えっ⋯?」
驚いてエマを振り返ると、顔を真っ赤にして満面の笑みを見せてくれていた。
あれからフラレはしたものの、エマは変わることなく私と仲良くしてくれていた。
たった一回だけの体の繋がりも私にとってはとても大切な思い出だった。
大人の階段をキミとー⋯