社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第4章 朝から事件です!
カ「......先にシャワーでも浴びてきたらどうだ?
昨日あのまま寝たんだ。一度さっぱりしてきた方が良い。」
『いえ・・・カタクリさんお先どうぞ。
昨夜の状況を聞く限り、カタクリさんもそのまま寝ることになったわけですし、私はこれ以上ご迷惑をかけるわけには行きません。
・・・・・ところで、私の携帯は何処にあるかわかりますか?』
カ「それならサイドテーブルに置いてる。
昨日ポケットに入れたままだったからな。
朝になって無いと、混乱させたく無かったからそこに置いた。」
『本当に何から何まですいません。』
椿姫はベットのサイドテーブルに置いてあった自身の携帯を手に取り、連絡が来てないか確認をした。
連絡はLINEのみだが、お店からの連絡は無視出来ないので一通りチェックする。
今回は幸いにもお店からのトラブルは無いようだった。
『(こういう時って大抵何か事件とかあったりするんだけど、何もないのは珍しいな。
あ、でもほとんどが「頑張ってください。」って謎のメッセージだけど・・・・・)ん?』
そんな中、とあるメッセージに椿姫は頭を抱えた。
カ「・・・どうかしたか?」
『・・・昨日の飲み会に来なかったイオン杜丘店の店長 長谷川さんからでした。
昨日の、代わりに対応したことと飲み会の件についてが書いてます。』
そう言って椿姫はカタクリに画面を見せる。
【 From 長谷川 】
おはよう!
昨日はイオン杜丘店の査定、代わりにやってくれてありがとう!
あと夜の飲み会、行けなくてゴメンな。
僕も行きたかったんだけど、お腹が痛くなってね。
本当は凄く行きたかったんだよ。行きたかったんだけどね、
行けなくなっちゃったんだよ。
全部の対応お願いして本当、申し訳ないよ。
今日はゆっくり休んでな。
と、書かれていた。
カタクリが一通り読んだ後に、新たにメッセージが届いた。
カ「何かまた連絡が来たようだぞ。」
『えっ?!』
椿姫は急いで長谷川から届いたメッセージを読む。
『(何何?
"言い忘れてた。
今日シャーロット社長帰るんだけど、色々みてまわるんだって。
だからそれに対応して!
ほら君、車あるでしょ?
案内してあげて!
新幹線乗車まで見送ったら、後は休みで良いよ!
頑張って!!!")』