社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第31章 心強い相談相手
『ネットでも、似たような事書いてましたね。』
彰子「実際あったことは無かったけど、でもそんな噂は東京に居たら自然と情報が入ってくるし、ネットに広がってるのも、生きていたけりゃ、恨みや反感を買わないように要注意だから、色んな人が書いているのかもね。
あの一族の"消す"というのも、生きていた証拠が無くなるくらい徹底しているものらしいからね。
自分の生きていた証拠が跡形もなくなるぐらいされるらしいゎ。
どんな功績を残そうが、会社を立ち上げようが、家族、親族諸共ね。
例え犯罪者であっても、彼らが始末してしまえばその存在は消える。
報道されるどころか、人々のタブーとしてその者の名を言うことも許されないと言われているゎ。」
『そんなことはネットに書いてませんでしたよ。
・・・えっ?!じゃあ、私カタクリさんに嫌われたり、別れたりしたら、私の存在全て消されるの?』
彰子「椿姫ちゃんを本当に溺愛してるから、大丈夫だとは思うゎ。
仮に、椿姫ちゃんが別れたいって言って別れたとして、彼はそれに応じるでしょうし、だからと言って惚れた女を消すなんて出来ないでしょうから、その点は心配しなくて良いと思うわょ?
逆は無いだろうから心配しなくても良いと思うゎ。」
『・・・シャーロット家の噂というのは把握はしましたが、カタクリさんの噂はなんですか?
何か違う気がするんですが・・・』
彰子「あぁ、カタクリさんね。
彼は、まぁこれも噂だけど、シャーロット カタクリは女嫌いで有名。
ただ、自分の欲を吐くために、自分の資産や地位を目的に近寄ってきた女共を片っ端から食い散らかした。
抱いては捨てるを繰り返していた。
それでも執着してきた女もいたらしいけど、見向きもしなかった。
ある噂には、彼の素顔を見た女は一瞬にして消されたんだとか・・・
椿姫ちゃんからしたら、想像つかないでしょうけどね。
彼はそんな男だったのよ?」
『そんな噂があったなんて・・・
(でも、"素顔を見た女は消された"っていうのは、恐らく"化け物"とか言われたとか・・・それはありえそうだな。
でも・・・)
信じられないですね。
あんなに優しくしてくれるのに・・・』