社畜女のシンデレラストーリー ≪ONE PIECE≫
第3章 飲み会という名の暴露大会
彰「ん?椿姫ちゃんの今までの彼の話よ。
椿姫ちゃんって今まで彼氏いたこと聞いたことないゎねって。」
『何勝手に私のプライベートをベラベラベラベラ、
カタクリさんとペロスペローさんに話しちゃってるんですか?!
プライバシーの侵害だァ!』
カ「聞いてまずいのだったら謝ろう。
こちらから聞いたことだ。
少し気になったのでな。
何でもできて、完璧で、でも決しておごったりしない。
年齢も26しかないのに、落ち着いていてどこか惹かれる。
モテない方がおかしいと思ったまでだ。」
『カタクリさんは悪くないですよ。
この2人が無駄に話したことです。
・・・私はモテたこと無いですよ。モテた試しもない。
こんな私が、誰かとは付き合うとか無理でしょ?
今は確かに仕事だけで1日終わってしまうから、そんな余裕無いですけどね。』
カ「椿姫は随分自分を卑下するが、
俺は”悪くない”と思うぞ。」
『・・・ハハッ。”悪くない”・・・か・・・。
良く言われます。
でも、結局は”悪くない”止まりで、私なんて少しも女として見られない。
彼女の候補に入らないんです。』
カ「俺は、そんなつもりで言ったわけでは、」
『慰めですか?
そういうのも聞き飽きているんで、すいません。』
カ「・・・・」
ぺ「・・・(おやおや、カタクリ。もしかして・・・くくく
今後が楽しみだな。ペロリン♪)」
カ「ペロス兄、そんなにニヤニヤしないでくれ。」
ぺ「おやおや?そんな顔してたかな?
気のせいではないのか?ペロリン♪」
裕「まぁまぁ、とりあえずみなさん、飲んで飲んで!
せっかくお酒があるんですもの。
今夜は飲みましょう?」
彰『そうねぇ。裕子さぁん。』
みんなが、それぞれお酒に口をつける中、諏訪部たち常連チームが裕子ママに声をかけた。
諏「裕子ママ、今日は帰るよ。」
裕「あぁ、はいはーい。お見送りしますね。
椿姫ちゃんも来てくれる?」
『もぅ、お決まりなんですね。
すいません、また失礼します。』
裕子ママと椿姫は席を立ち、諏訪部たちの常連チームのお見送りに向かう。